神話に登場する妖怪たちが勢ぞろい! 「ONI ~ 神々山のおなり」の評価がアツい!

神話に登場する妖怪たちが勢ぞろい! 「ONI ~ 神々山のおなり」の評価がアツい!

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2023年で第50回を迎えた「アニメーション界のアカデミー賞」ともいわれるアニー賞にて、CGアニメ作品「ONI~神々山のおなり」が2部門を受賞しました。

日本神話や妖怪たちが可愛らしいキャラクタ―になって登場する、ちょっぴり切なくてとってもあたたかい物語。
多くの高評価を得たこの作品の制作に携わった人々や、ストーリーの内容をご紹介します。

「ONI~神々山のおなり」を制作したのは誰? あの有名な作品も手掛ける制作陣が気になる!

「ONI~神々山のおなり」を制作したのは誰? あの有名な作品も手掛ける制作陣が気になる!

こちらの作品の原案と監督を務めたのは、アメリカを中心にアニメーションアーティスト兼イラストレーターとして活躍している堤大介氏。
彼はピクサーに入社し、「モンスターズ・ユニバーシティ」ではデザインや美術監督、そして「トイ・ストーリー3」では色彩と照明監督を務めるなど、数々の有名作品を手掛けた経歴があります。

そんな彼と手を組んで脚本を書いたのは、「泣けるアニメ作品」として知られる「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」や、「さよならの朝に約束の花をかざろう」で、監督を手がけた経歴をもつ岡田麿里氏。

この、最強ともいえる2人が考えた物語の舞台は、八百万の神々と妖怪たちが暮らす「神々山」。作中には「あれ?見たことがあるぞ!」と思うような神や妖怪たちが、キュートでポップな姿で描かれています。

数々のアニメーションを手掛けてきた、堤氏ならではの美しい世界観を感じるシーンは必見!
ほんのり切ないシーンをバッチリはめ込んでくる、岡田氏の脚本センスも見どころです。
アニメの制作には日本とアメリカの2ヵ所に拠点を持つ、堤監督の設立したスタジオ「トンコハウス」のハイレベルなプロたちが携わっています。

「ONI~神々山のおなり」あらすじは?

「ONI~神々山のおなり」あらすじは?

主人公は小鬼のような見た目の「おなり」という女の子。ちょっぴり大きな体格で、優しい父の「なりどん」と一緒に楽しく暮らしています。学校では友だちの「かっぱ」や、様々な妖怪のクラスメイト達とともに、にぎやかに過ごす日々を送っていました。

おなりたちの住む神々山には、日本の民話に登場する神さまや妖怪たちが生活をしています。しかし、そんな神たちの存在を脅かす「ONI」という脅威がすぐ近くまで迫っていたのです……。

ONIと戦い、勝つことで伝説のグレートヒーローになることを夢見るおなりは、妖怪たちが使える特別な「クシ」という力を使うための訓練を始めることになりました。

徐々にクシが目覚め始めるクラスメイト達。しかし、なぜかおなりのクシの力はいつまでたっても使えるようになりません。
自分のクシが開花するにはどうしたらいいのか、手がかりを探るべく進んだ先で鬼の世界へ迷い込んでしまったおなり。
鬼の世界で冒険をしながら、おなりの隠された衝撃の過去や事実について明らかになっていくというストーリーです。

はじめは可愛いキャラクターが登場する子ども向けの作品かなという印象ですが、「大人だからこそ理解できる」深い部分も。

全4話で完結ですが、終始色々な感情で楽しめる作品です。

キャラクターがとても可愛い♪ どんな神さまや妖怪が登場するの?

キャラクターがとても可愛い♪ どんな神さまや妖怪が登場するの?

作中には見たことがあるようなないような神さまや妖怪たちがたくさん登場します。こちらの画像だけでも、多彩な顔ぶれが集まっているのがわかりますよね♪

日本ならではの由来をもつキャラクターなので、それぞれ何の神さまや妖怪なのかを調べながら見れば、更に楽しさが倍増するかも!

クシの力も個性的なので、どんな能力があるのか予想して観てもおもしろいかもしれませんね。

画像

おなりと仲良く一緒にいることが多いのは、「かっぱ」「たぬきんた」「アンブレラ」など、温厚そうな子たちが多い印象。
クラスメイトの中には、なぜか「にんじん」も。野菜の神さまなのか、はたまた妖怪なのか判断が難しいところ……。

何種類のキャラクターが登場するのか、ぜひ数えながらお楽しみください。

どんな賞を受賞した? 著名人からの評価も高い!

どんな賞を受賞した? 著名人からの評価も高い!

「ONI~神々山のおなり」はアニー賞にて、テレビ・メディア部門の作品賞とプロダクション・デザイン賞をダブルで受賞しました。

見れば見るほどよく作りこまれた作品で、その映像の手の込みように、いくつもの評価がつくのは納得ですよね! たくさんの優秀な作品の中でも、引けを取らない作品だといえるでしょう。

HPに掲載されている作品の感想も、まるで小説の帯に書いてあるような、素敵な内容ばかり。そのくらい深いストーリーに魅力を感じた人も多かったようです。

まとめ

ただかわいいだけはなく、短い中に込められたメッセージ性の高い作品ともいえる「ONI~神々山のおなり」。
かわいいキャラクターに癒されながら、大人も子どもも楽しめる素晴らしすぎる作品をぜひご覧になってみてください。

Netflixシリーズ「ONI~神々山のおなり」独占配信中

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