蒼井優の作るおにぎりはどんな形?「阿修羅のごとく」嫁いだ先で変わる握り方
宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優それぞれが異なる形に。広瀬すず、松坂慶子も加わりおにぎり談義。
是枝裕和監督の手によって令和によみがえった、昭和の名脚本家・向田邦子のホームドラマ「阿修羅のごとく」。時代を令和に変更せずオリジナル作品と同じ1979(昭和54)年にしたことで、昭和レトロな雰囲気が画面に広がります。
今回紹介するのは、四姉妹が実家で母・ふじ(松坂慶子)とともにおにぎりを作りながら、父・恒太郎(國村隼)が帰ってくるのを待っているシーンの動画です。
姉妹たちは新聞に掲載された、父が浮気をしていて母はそれに気付いていないという内容の投稿が、自分たち家族のことを表しているのではないかと首を突き合わせて相談していました。
投稿者は40歳主婦、つまり次女・巻子(尾野真千子)が投稿したのではないか、母はこれを読んだのかと喧々諤々のさなか、四女・咲子(広瀬すず)のお腹が鳴ったため、食事の準備をすることに。
実家のおにぎりは俵形
長女・綱子(宮沢りえ)、次女・巻子、三女・滝子(蒼井優)、そして母・ふじの4人が台所で一斉におにぎりを握り始めます。すると、形が異なることに気付いた滝子。
四姉妹の実家・竹沢家のおにぎりは俵形でしたが、巻子の握るおにぎりは三角形、そして綱子のは太鼓です。その話を聞いていた巻子は、「お嫁に行くと行った先の形になるの」と言い、ふじも「そうなのよね」としみじみ。
その言葉を聞いた咲子は、まだ結婚していない滝子のことをチラ見しました。すかさず「俵よ、悪い?」と、いつもケンカをしているふたりはここでもバチバチ。「悪くない、悪くない。滝ちゃん上手、ほら、年季が違うって感じ」と適当なことを言ってあしらいます。
タイルを貼った流し、ずんぐりした瞬間湯沸かし器、コード先端の丸いプラグなど、現在はもとより平成でも見かけることのなくなった、古き良き日本家屋で繰り広げられるリメイク版「阿修羅のごとく」は、Netflixで独占配信中!
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