蒼井優と広瀬すずの嫌味合戦「阿修羅のごとく」息の合った四姉妹
セリフ、それともアドリブ!? あまりに自然過ぎる実家掃除中の会話を御覧あれ。
長女・綱子(宮沢りえ)、次女・巻子(尾野真千子)、三女・滝子(蒼井優)、四女・咲子(広瀬すず)の父・垣太郎(國村隼)の浮気が発覚後、四姉妹はこれまで以上に接する機会が増えました。
しかしそのせいで、お互いの日常に触れることが多くなり、「綱子は巻子の悩みを知っている」「巻子は綱子の不倫を知っている」「巻子は滝子の恋愛を応援している」「咲子は滝子を見下している」といった複雑な状況が発生。
今回紹介する動画は、個人的な問題や悩みといった立ち入ったことに関与し仲良しとはいえない状況の中、垣太郎がボヤを出しその後始末のために集まった四姉妹の会話を収めたものです。
間違えても違和感なし
会話の口火を切ったのは滝子。映画ロッキーを見に行った話をするのですが、「成金趣味の車を買って」とその内容は咲子への嫌味丸出し。すかさず「何やっているか分からないでウジウジしているよりも人間らしい」とやり返す咲子。
さらに巻子は映画ロッキーと、劇中の1979(昭和54)年の数年前に起きたロッキード事件をかけたダジャレを発するなど、下ふたりはピリピリしてはいるものの和やかな雰囲気です。
やがて話は、垣太郎をひとりにするわけにはいかず、誰かがここに住むか引き取るかという話題になります。ところが、咲子と綱子が自分たちの家では無理だと理由を説明するところで、綱子を演じる宮沢りえがセリフを間違えたと思われる個所があるものの、彼女たちの片づけは止まらず継続しました。
実はこのボヤの後始末のシーンは4分近くに渡る長回しのワンカット映像。4人の名優がセリフなのかアドリブなのか分からないほど自然に会話をしているので、ちょっと言い間違えてもまったく違和感がありません。
それぞれが問題を抱え、誰かに対してチクリとやりつつも、内面では心配している四姉妹の見事な掛け合いが見られるこの動画。本編を見ていない人はその名演技を、見た人はあの楽し気な雰囲気をもう一度お楽しみください♪
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