
1エピソードが1カット!「アドレセンス」撮影の舞台裏がすごい

カットなし! 臨場感あふれる映像の驚きの撮影方法とは?
Netflixで配信中の「アドレセンス」は、全4エピソードの犯罪ドラマ。ごく普通に見える13歳の少年・ジェイミー(オーウェン・クーパー)が衝撃的な事件を引き起こし、その家族が精神をすり減らし崩壊していく様子が描かれています。
なんとこのドラマ、全4エピソードをそれぞれワンカットで撮影したため、思わず「どうやって撮ったの?」と驚くような臨場感あふれる映像に。監督を務めたフィリップ・バランティーニは、2022年に公開された映画「ボイリング・ポイント/沸騰」でも同様の方法で撮影しており、編集・CG無しの作品として注目されました。
そんな「アドレセンス」の撮影の舞台裏について、脚本を務めたジャック・ソーンが解説する動画が配信されました。

カメラが宙に浮く!?

動画で紹介されたのはエピソード2後半の、刑事たちがジェイミーの学校へ聞き込みに行くシーン。
刑事の1人が、何か事情を知っていそうな生徒に話を聞こうとしたところ、その生徒は逃走し刑事が追跡します。追跡のシーンと聞くと、画面が激しく揺れるようなイメージがありますが、このシーンの動きはとてもなめらか。ここではドローンを使って撮影し、揺れることなくスムーズな動きで走る人物を捉えることができたようです。
また、歩いている生徒を映した映像から、徐々に空から街を見下ろすような映像に変わるシーンでは、今まで手に持って撮影していたカメラを2人がかりでドローンに装着して飛ばすという驚きの技も披露。
他にも運転する車を前から撮影したり、窓から逃走する生徒と共にカメラも窓から出たりと、「本当にワンカット?」と思ってしまうようなシーンが満載な本編をご覧ください。
「アドレセンス」は、Netflixで世界独占配信中です。
※お客様の環境次第で動画が表示されない場合がございます。


