
「阿修羅のごとく」未公開後日譚&監督インタビューが話題に

「楽しくなって続きを書いちゃった」是枝裕和が語る監督目線の魅力とオリジナルスピンオフ。
2025年が始まって間もない1月9日からNetflixで配信を開始したのが、1979~80年に放送された向田邦子脚本の昭和を代表するホームドラマ「阿修羅のごとく」の令和版リメイク作です。
監督を是枝裕和、物語の中心となる四姉妹を宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずが演じたこともあり注目を集めたのは記憶に新しいところでしょう。
そんな「阿修羅のごとく」について是枝裕和が語るインタビューと、監督自ら脚本を担当した未公開エピソード「1982年 昭和57年 11月29日」が、NetflixのYouTube公式チャンネルで配信されました。

巻子が印象的な理由が判明

冒頭のインタビューで4人のキャストについて感じたことを聞かれた是枝は、それぞれが、役のつかみ方や感情のスイッチの入り方が違うのが面白かったと語ります。また、脚色したところという問いでは、夫の浮気に悶々とする専業主婦という、40年前とはとらえ方の異なる次女・巻子の存在を現代風に脚色したことを挙げました。
動画の後半に登場する後日譚は、もともと映画版も念頭に入れ、何かできることがあったら彼女らのその後を描いてみたいという気持ちがあり、「楽しくなって続きを書いちゃった」と明かす是枝。
あの家がその後どうなったのか、誰に受け継がれどのように住む・もしくは住まなくなるのか、そういう時間軸にあの4人を置いてみたいという気持ちになり脚本を書いたそう。
「1982年 昭和57年 11月29日」は、四姉妹とその家族がお墓参りをしているシーンからスタート。それぞれが思いおもい日常会話をしている様子は本編と同じで、久しぶりに彼女たちに再会できたという感じがひしひしと伝わってくるでしょう。
それぞれ個性的で性格も環境も異なる四姉妹の誰かにきっと共感できる名作、「阿修羅のごとく」はNetflixで独占配信中です!
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